新加納に陣屋を置いた旗本坪内氏は加賀国守護富樫氏が始祖である。その、富樫郷である野々市市へ新加納まちづくり会から交流訪問し、意見交換を行いました。富樫氏は、藤原利仁の流れをくむ加賀斎藤氏の一族で、高橋川中流域の富樫郷を拠点とした。利仁から7代の家国が「富樫介」を称したことが富樫氏の始まりとされている。

富樫氏の始まり「家国公」の銅像

康平6年(1063年)家国は「富樫介」を称して、野々市市に館を築きました。

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家国公の銅像前にて

承久の乱で朝廷勢力が衰退したことから、幕府方である富樫氏は加賀における武士団の筆頭となった。

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富樫館跡にて説明を聞く

加賀国の守護富樫氏が構えた館跡で、中世における政治・経済・文化の中心となったところである。

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市役所にて交流会

坪内氏と富樫氏とのつながりについて意見交換しました。今後の交流について意見を合わせました。

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富樫氏のゆかりの神社

住吉の宮(現布市神社)は富樫家国が野々市に館を構えた際、敷地内に社殿を造営したものと伝えられている。境内には弁慶が投げたといわれる「弁慶の力石」がある。

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野々市市郷土資料館にて説明を聞く

安政年間(1854〜1859)に建造されたとされる農村の商家で郷土の資料、富樫氏の説明パネル等がある。

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